鉤銛(marek)

民俗資料
鉤銛(marek)

No. 316

所属 アイヌ
特徴 中柄(木製)に穿孔し、シナの木の皮で鉄製鉤を取り付ける。中柄と柄(キハダ製)は各々切り込みを入れて一体化し、鹿のなめし皮で縛る。鉤の長さ5.6cm、柄の長さ181.2cm。鉤の操作用の紐は鹿のなめし皮。
備考 ① 魚をとるカギという意味でアイヌ独特のもの。この鉤は魚を突き刺すと、重みでぐるっとまわって魚がはずれないしくみになっている。鉤の操作はひもの一端は柄に固定しもう一端を自由にしておいてひっぱっておこなう。②製作時(1989年)の注文書(?)のコピーあり。③製作者の浦河太八氏の母はアイヌのユーカラの伝承者である。石川直章氏を通じ、大塚和義氏から浦河太八氏へ製作依頼をおこなったようである。
最大値 186.8 cm
採集地等 北海道浦河郡浦河町西幌別
寄贈者 購入資料。浦河太八氏製作・大塚和義氏・石川直章氏採集(19890721)
展示番号 819
本資料は民俗資料データとして登録されています。

参考文献

  1. 技術と民俗(上): アイヌの漁法(日本民俗文化大系),萩中美枝,小学館,13,1987. DOORS で検索 →