うけ

うけ

所属: 日本民俗

特徴: 底部円形(直径39.5㎝)。上部円形。断面長方形。底は小割の皮竹を、皮の面を外側にして縦横に用い、四つ目つぶしで編む。底部周囲は太い針金で補強。側面部は細い皮竹を廻し竹とする。天部は口縁部で狭くなり(口径18.0㎝)仕上げは共縁仕上げとする。蓋は皮竹の笊目編。縁を針金で巻いて補強。かえしは本体に側面一個、底部・側面とも木製、上部は竹製。持ち手は側面中央に、左右それぞれ2個所より棕櫚縄を取り付け、各々を結ぶ縄が一方につく。

備考: 森浩一氏が岡林和三氏に依頼して製作してもらったもの。

最大値: 39.5

採集地等: 愛媛県美川村久万川流域

寄贈者: 岡林和三氏製作、森購入・寄託