かんじき(tesuma)

かんじき(tesuma)

所属: アイヌ

特徴: 馬蹄形に曲げた前後2本の曲げ輪をより中央で重ねる。つま先部が広い。曲げ輪はクワ材、中央部でトドの乗り緒を橋渡し状に縛る。爪は欠損。

備考: ①藤村メモ(中村潤子聞き書き19800627):「桑の木でつくられる。トドの樹皮を組にしてしばる。」②石川メモ(19850410):「紙製のこよりに厚手の紙製短冊付属。字は墨書で『雪上沓、カンジキ、山崎二郎氏寄贈』とある。他の付箋とはアイヌ名がない点、紙質が異なる点など、同一のものと判断する根拠はない。」

最大値: 45.5

採集地等: 北海道またはカラフト

寄贈者: ゴ-ランド資料

参考文献: