整理室日記 | 執筆記事|同志社大学歴史資料館

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整理室のなかまたちvol.1  ~がんばるボート部の仲間たち~

岡田 大介
 同志社大学 文学部二回生
家弓 正史
 同志社大学 経済学部二回生
渡辺 雄介
 同志社大学 経済学部二回生
堀内 康武
 同志社大学 商学部三回生

最終更新日 2002年11月14日

 同志社大学新町キャンパスの地下にある整理室。じつは、さまざまな人たちのるつぼでもあります。今回は、日ごろボートに青春をかけ、授業の合間に整理室へやってくるボート部の仲間たちに、整理作業の感想を聞いてみました。


このバイトを始めてから約半年。土器を洗うことによって数百年も前の人々の営みを想像すると、なにか歴史のすごさを感じてしまう。私は都会育ちなので、このように日本の文化を身近に感じられる体験は貴重なものであった。(岡田)


 作業を始めた時、あまり楽しいと思えなかった。しかし鋤柄先生と行った発掘現場は、TVで見る、土の上に白い線が引かれた空間であり、僕のまるで知らない世界に情熱を傾ける人々がいた。触発されて日本史に興味をもてたことを感謝したい。(家弓)


 私はこの作業を通じて土の中に眠る歴史にふれ数百年前の時にタイムスリップしたかのような感覚を覚えた。そこは教科書の中でしか見ることのできなかった歴史、それが自分のかかわるその作業でひもとかれる。私はそれを思うとこの作業に対し熱くなり、いてもたってもいられなくなる。(渡辺)


 僕は、考古学について何の知識もないまま、土器の整理作業の手伝いをさせて頂き、早くも4ヶ月余りが経とうとしています。そんな僕が、整理作業の中で感じたことは、出土したものは皆、すごく魅力的だということです。土器一つ一つはすべて形が違い、中には人形のようなものまであります。そして、それら一つ一つが、数百年前も前の人が作り、そして使っていたものだと思うと、何とも言えぬ不思議な光を発しているようで、とても魅力的です。
 これからも、考古学の知識を身に付けつつ、整理作業に励みたいと思います。(堀内)


やっぱおれたち




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