現在(2007.2.13~28)、同志社大学歴史資料館では、京田辺市の普賢寺跡(白鳳期創建・現観音寺)にある塔基壇跡(推定)の測量調査を行っています。 当サイトのコラム『収蔵資料と遺跡/第12回/普賢寺谷の古代寺院と瓦』にも掲載したとおり、現在の観音寺境内山中には、塔心礎と考えられる大きな礎石があり、その周囲にひろがる高まりには多くの古代瓦が散布しています。瓦積基壇だった可能性もあります。しかし、詳細な現況測量図はこれまでに作成されていません。そこで、遺跡データの第1段階ともいえる、現況測量図を作ることになりました。

 当館では、2005年度から2009年度にかけて、南山城総合学術調査の一環として、南山城地域の古代寺院の学術資料の集成作業を行っています。今回の測量作業はその研究事業の一部です。測量成果は、当館館報第10号(2007年秋刊行予定)に掲載します。当サイトにも掲載します。現在、同志社大学学生による測量作業進行中です。成果をご期待ください。

観音寺の本堂(左側の丘陵上に古代の塔跡)
塔心礎の実測作業
藪の中での測量作業
出来上がっていく測量図