最終更新日: 2004年1月20日

岩倉大鷺町地点
発掘調査報告

目次

  • はじめに
  • 例言
  • I 位置と環境
  • II 調査の成果
  • III まとめ(松田)
  • 参考文献
  • 抄録
  • 図・表一覧
  • 写真一覧

  • ※ この報告で用いた遺構・遺物実測図については、PNG形式による縮小画像のみの閲覧となっております。
    詳細をご覧になりたい方、DXF形式のベクターデータでの閲覧を希望される方は、図・表一覧からのダウンロードでご覧いただけます。
    なお、本報告で用いた地図を二次的に利用する場合、個人的な利用の範囲であれば手続き等は不要ですが、別途成果物を作成される場合は国土地理院への申請手続きが必要になる場合がございます。その際は、国土地理院までお問い合わせください。

    岩倉大鷺町地点 発掘調査報告

    同志社大学外国人客員教員宿舎(看山ハウス)新築工事にともなう発掘調査


    II 調査の成果

    2 遺構と遺物

    i 遺構
    (図0405060913,14,15,16,17,18,19)
    土坑

     土坑1はトレンチ1第3層上面の調査区南側のほぼ中央で、南北の幅82cm、東西の幅110cmを検出し、東側で南北にはしる溝を切る土坑をさらに切っている。土坑2はトレンチ1第3層上面の調査区南側の西寄りに、径40cmを検出する。周囲にほぼ同形の土坑が当土坑を含め5つ群在する。土坑3はトレンチ1地山面の調査区北東寄りに、南北の幅80cm、東西の幅135cmを検出する。土坑4はトレンチ1地山面の調査区南東寄りに、南北の幅70cm、東西の幅110cmを検出する。

     土坑5は、石組の井戸である(写真14)。トレンチ4第3層上面の調査区西端で、南北の長さ200cm、深さ140mを検出したが、西側は調査区外にのびるため規模は不明である。埋土は、上層が10YR4/2砂混じりシルト、下層が10RY4/3及び4/2粘土及びシルトである(図09写真15)なお土坑12は、土坑5の井戸の掘り方と思われる。南北の幅235cm、東西の幅145cm以上を検出する。

    土坑6はトレンチ3第3層上面の調査区東端で、南北の幅40cm、東西の幅130cmを検出するが、南は調査区外にのびるため規模は不明である。土坑8の南側を切っている。土坑7は同じくトレンチ3第3層上面で、南北の幅60cm、東西の幅85cmを検出する。土坑6と同じく、土坑8をきっている。土坑8は、同調査区内の北端に東西にはしり、東西の長さ240cm、南北の幅40cmを検出するが、東西両端及び北端が調査区外にのびるため規模は不明である。南側を土坑6、7に切られている。土坑9はトレンチ4第3層上面の調査区北端に、南北の幅65cm、東西の幅200cmを検出するが、調査区外にのびるため規模は不明である。同じく北端にある土坑を切っている。

     土坑10はトレンチ5第3層上面の調査区東側中央に、南北の幅80cm、東西の幅90cmを検出する。東側が溝に、西側が土坑11に隣接する。土坑11は同調査区西端中央に、南北の幅180cm、東西の幅165以上cmを検出するが、調査区外にのびるため規模は不明である。南に向かってふくらみをもつ。

     土坑13はトレンチ2の条里地割遺構の最下部、地山上面で、南北の幅110cm、東西の幅85cmを検出する(写真09)。西側は調査区外へのびるため規模は不明である。


















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