日本における旧石器時代の存在を示唆し体系的な資料を
残したマンローの足跡。
土器の出現と自然信仰が育まれた時代とはどのようなものだったのだろう。
今から2000年以上も昔に、人々は青銅を溶かし加工することができた。
古墳や装飾品。それは権力や富の象徴であると同時に、現代に様々な記憶を伝える語り部でもある。
中世から近代にかけて、都市と陶磁器というキーワードをもってして迫る。
同志社大学の所在する今出川からは、中世以降は勿論、古代以来の人々の生活の様子を語る出土品が発見されている。
農耕以外の窯業・塩・石・漁・鉄などを主な生業としてきた人々が歴史に果たしてきた役割を訪ねる。
考古資料はときに、文書資料には記されなかった歴史を物語る場合がある。
世界各地・日本各地の民俗・民族資料には歴史の第二の表舞台が映し出されている。