Japanese Site Map

Last update: 10.5.2021
Home - Articles - Excavation Saga2
Thanks for your access...
4267986
since 2001/10/01
Home
Back [ Articles ]

The research workshops of Japanese History in Doshisha Univ.
In Doshisha University, there are several research workshops of Japanese history by students and teaching staff. Please click below items for getting information of the regular meeting.

Usage of a land with slope


Toshio SUKIGARA
Instructor of Doshisha University Historical Museum

Last Updated on 6.28.2002


 大学会館の駐車場部分の調査がはじまっています。まずはその最も東端にトレンチを設けました。

 駐車場を覆っていた石敷きの下で、最初に見つかったのは東西方向の石垣です。場所は駐車場のほぼ中央で、3段に積まれた石垣の高さは約50p、石垣の面は低い方の南にあわせてありました。

 つまり、現在の大学会館が立てられるすぐ前、この場所は、北が高く南が低い2つの平坦面が、石垣で分けられて階段状に並んでいたようなのです。そして駐車場の下でみつかった、古い電気や水道などの配管も、この石垣の北側に沿って設けられていました。

 良く知られているように、京都市内は北が高く南が低い扇状地地形をしています。もっともその規模が大きいため、あまりその傾斜を意識することはありません。しかし場所によっては、そのままでは家が平らに建てられないような斜面もあったはずで、本学の建つ上立売と今出川の間も、かなり急な傾斜地となっています。

 そんな場所に大きな建物を建てようと思ったら、斜面の上を削って、下に盛土をして、段々畑のような形にするのが普通。この石垣はおそらくそのための施設だったと思います。

 ところで記録を調べてみると、ちょうどこの石垣の位置が地番の境目になっていることがわかりました。この地番がどのくらい前の時代を反映しているかはわかりませんが、江戸時代以来の敷地境がその前身にあった可能性も考えられます。

 ということは、あるいは室町殿があった時代の土地利用の名残が、この境界線から読み取れないだろうか。期待と想像がふくらんでいきます。


石垣横から。


石垣上から。

Feedback

(C) 2001 Doshisha University Historical Museum, All rights reserved. Terms of Use. Privacy Policy
このサイトに用いられている地図の作成に当たっては、 国土地理院長の承認を得て、 同院発行の数値地図250mメッシュ(標高)を使用したものである。 (承認番号 平13総使、第285号)
Powered by X-Website ver. 1.2.5 - 2020/12/09 released.